1学期の終業式にあたり、校長から子どもたちに向けて次のような話をしました。
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1学期の終了式を迎え、皆さんは、この1学期をふり返って自分の成長を実感していますか。
4月、新しい学年、学級のスタートにあたって、それぞれに掲げた目標に対し、皆さん一人一人が努力を積み重ねることができたでしょうか。
皆さんに期待するのは、目標を達成できたかどうかではなく、その目標に向かって、本当に努力を積み重ねることができたかどうかということです。
日々の積み重ね、一歩一歩がやがて大きな成果に繋がっていきます。
この3カ月間、あなたがどのように過ごしたか、毎日を大切に過ごせたかどうかを振り返ってみてください。
さて、6月に開催した体育大会では、クラスパネルに描かれた意気込みが、個人競技、生徒会種目、クラスアピール、全員リレーなどで、見事に発揮されていました。中でも、「がんばれー」と仲間を励まし応援する姿は、仲間を思いやる優しさだけでなく、双中生がともに成長していく可能性を感じさせるものでした。
そして、体育大会での皆さん一人一人の姿が、学校生活の中で、仲間を思いやる気持ちをはぐくむこと、学力を身に付けること、さまざまな活動で粘り強く努力することにつながっていけばと期待をしています。
皆さんのエネルギーや一体感を見て、皆さんなら「何かを成し遂げられる」と確信しています。
過ぎ去った過去は変えることはできませんが、あなたたちの未来はこれからの行動によっていかようにも変えることができます。
夢や志ある者には、かならず成長が訪れると信じて、がんばって欲しいと思います。まだまだ通過点です。2学期にむけてしっかりと自分自身をふり返り、夏休みに改善すべきことは改善していくことが大切です。
明日からの夏休みは、双中生一人一人が、平等に成長できるチャンスのある夏休みです。
3年生のみなさんにとっては、自分の進路実現に向けて、じっくり実力を伸ばしたり、課題を克服できる機会です。まずは、計画を立て、一日一日を計画的に過ごしてほしいと思います。
1、2年生のみなさんにとっては、自分自身を甘やかさず、心と体、そして頭を鍛えてほしいと思います。
中でも、2年生の皆さんは、2学期、生徒会活動や部活動で、双葉中の柱としての活躍が期待されます。この夏休みは、じっくりと力を蓄えてくれることを期待しています。
2学期の始業式で、さらにたくましく成長した皆さんと再会できることを、楽しみにしています。