校長あいさつ(校長 澤田隆文)

   創立79年を迎える令和7年度のスタートにあたり、ふるさと近江の地で積み上げられてきた伝統と歴史が根ざす学校として、地域・保護者の皆さんの期待に応えられるよう、教職員一丸となって、米原市の将来を担う子どもの健全育成に努めてまいります。

 本校の学校教育の根幹とは

 ⑴ 双葉中学校の伝統や校風、生徒のもつ強みを共有し、それらのよさを積み上げること

 ⑵ 努力を積み重ねる誠実さと情熱をもち、自主自立した人間に育てること

 ⑶ 課題を解決しようと主体的に挑戦できる人間に育てること

 ⑷ 双葉中学校の伝統や校風を自ら継承し、みんなが安心して過ごせる学校づくりの一端を担うこと

  に意義を感じる人間に育てること

であると思います。

 そこで、令和7年度の学校教育目標は、  

 「夢・志をもって挑戦し続ける自分をめざそう」

 ~努力を積み重ねる誠実さと情熱、しなやかな心で、可能性は無限大~

としました。

 この学校目標には、生徒一人一人が、各教科等の授業や学校行事、部活動で仲間と切磋琢磨することを通して心、体、知識・技能を磨きつつ、自分の目標に向けた志を掲げ、努力を積み重ねていくことができる自分を目指してほしいという願いを込めています。

 子どもたちが、互いに成長し、自己肯定感や自己有用感を育んでいこうとする教育活動を推進するため、伝統ある体育大会や合唱コンクールに加え、全校生徒集会(NSD~伸びろ 双葉 大作戦)やふるさと学習等の本校の特色ある教育活動を通して、協働して学び合い、安心して過ごせる集団・仲間づくりを進めていきます。

 また、今年度は、県教育委員会研究推進指定を受け、道徳教育の充実を推進します。

 教師と生徒、生徒が相互の人間関係を深めるとともに、生徒が道徳的価値の自覚を深め、家庭や地域社会との連携を図りながら、豊かな学習や体験活動を通して、生徒一人ひとりの内面に根ざした道徳性を育んでいきたいと考えています。

 具体的には、生徒一人ひとりが自己を見つめ、物事を(広い視野から)多面的・多角的に考え、自己の(人間としての)生き方についての考えを深める学習を通して、道徳的な実践力、判断力を育てていきます。

  双中生の皆さんには、新しい双葉中学校の伝統を受け継ぎ・さらに発展していってくれることを期待しています。

 職員一同、保護者の皆様、地域の皆様と連携しながら、双中生、保護者、地域の皆様が誇れる学校であり続けるため頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします 

                           令和7年4月1日 校長  澤田隆文